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会社員のための新しい働き方!本 のれん分けビジネスの教科書をご紹介!

 みなさん、こんにちは。

 

年間500冊以上の本を読んでいるチターチ えんどうです。ブログでは主に、書評や本に関する情報をお伝えしています。ビジネスや人間関係、日常生活において役立つ情報を発信してますので、気になる方はぜひ閲覧してみてください!

 

そんな私は今回は、本『21世紀型「のれん分け」ビジネスの教科書』の内容を簡単にご紹介したいと思います。のれん分けとはいったい何なのか、「従業員が独立するときに、会社ののれん(屋号)を使うことを許可する」ことを意味します。

 

本記事では、以下のような方を対象に書いています。

 

  • いつか独立したい
  • 会社員時代に身につけたスキルを独立したとき生かしたい
  • のれん分けに関連がある

 

終身雇用が難しい今、企業にとって「のれん分け」は必要になってくるでしょう。現代は変化が激しく、今使える知識やスキルが数カ月後には無価値になることは、なんら不思議ではありません。

 

数カ月後、数年後には、常識や価値観が大きく変わっているはずです。変化に対応するためには、企業は柔軟に対応していかなければなりません。

 

そこで、企業にとって良いお知らせ1つが「のれん分け」です。社長さんや起業家さんにはもちろん、会社員の方にもぜひ興味を持っていただきたい本です。



 

1のれん分けとは

先述しましたが、のれん分けとは「従業員が独立するときに、会社の屋号を使うことを許可する」ことを指します。

 

会社によっては、のれん分けの制度があるところがあります。独立志向が強い正社員が社内にいれば、よいツールになります。企業を発展するためにも、従業員に独立を促し、のれん分けを実施する経営者もいます。

 

会社のブランドを使用してくれることで、信頼や知名度が高まり会社が発展していく可能性が高まると考えられます。しかし、品質の悪いサービスを提供してしまえば、評価が悪くなり、経営が悪化してしまうので注意が必要です。

 

2のれん分けのメリット

 

企業にとって、のれん分けには3つのメリットがあります。

 

1 企業のブランドが守られる

2 新しい働き方が実現できる可能性がある

3 社員のモチベーションがより高くなることです

 

従業員が独立し会社の屋号を使用すれば、企業のブランドが維持できますね。

 

具体的な例としては、多店舗を経営するビジネスモデルがあります。あちこちに同じ企業が存在することで、世間からの認知や信頼が高まり、企業のブランドが維持できる可能性があります。

 

また、現代ではどの企業も終身雇用を維持するのは難しくなっています。死ぬまで1つの会社で働くようなスタイルは、すでに終わっています。1人ひとりが転職や独立の覚悟が必要になっていくでしょう。

 

そこで、のれん分けが新しい働き方の1つのいい例です。会社員時代身につけたスキルを独立した際に生かすことが可能です。会社員から経営者へと立場は変わりますが、同じ業種であったためスムーズに仕事ができるはずです。

 

そして、独立して働きたいと考えている会社員にとっては、のれん分けは好都合でしょう。自分がオーナーになってビジネスを広げていきたいと考えている人は、働くモチベーションが高いはずです。会社で独立のための知識やスキルを学べるのは、サイコーでしょう。なんせ、お金をもらいながら学べるますから。


3のれん分けのデメリット

反対にのれん分けには、デメリットもあります。

主なデメリットを2つあげますと、

 

1 お金がかかること

 2 社員に教育が必要なこと

 

です。

 

のれん分けは、多店舗展開型のビジネスです。会社を立てるためには、もちろんお金が必要になります。特に信用が薄い企業であれば、援助額は少なく金銭面で苦しむかもしれません。のれん分けを目指すには、のれん分けを先送りにすることや世間からの信頼を厚くできるよう対策していかなければなりません。

 

そして、経営者は従業員に教育しなければなりません。従業員が独立するためには、教育は必要不可欠です。経営者としての志や経営する方法、経営者になるための覚悟など、多くのことを根気よくやっていかなければなりません。最低でも2年(あくまでも目安です)の教育は必要になり、短期で成果を出したい人には向かないでしょう。

 


最後に私自身の意見・考察ですが、これから企業が発展していくには、全社員が経営者の意識を持って働かなければなりません。

 

会社が発展しない要因は何なのか、世間と自社はどんな影響があるのか、会社が世間に対して貢献できることはないのかなど、ひとりひとりが高い意識を持たないかぎり、会社の発展の可能性はないでしょう。経営者だけでなく、社員の意識も高くなれば、経営が安定するようになり、会社が発展していくかもしれませんね。

 

 

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